自社の課題で、社員が学び、提案する。

実践データサイエンティスト育成プログラムカスタマイズコース

実績のある教育プログラム(累積受講者300名超、満足度95%以上)をベースに、  貴社のデータ・課題に合わせて演習をカスタマイズ。DX人材育成を実現します。

ポイント

  • 自社課題・データを使った実践演習
  • QTA(認定 TA)による丁寧な学習サポート
  • 履修証明書の発行あり

育てたいのは、現場で使える「実践知」

「研修は受けたけれど、現場では結局、何も変わらなかった気がする…」
「社員にデータスキルが必要なのはわかっている。でも、どこから始めればいいのか分からない」
そんな“もやもや”を感じている企業の声が、いま数多く聞かれます。

その背景には、「研修で扱う内容」と「実際の業務とのギャップ」という根本的な課題があります。
つまり、自社のデータや課題で学ぶ機会がないという現実です。

このカスタマイズ型プログラムは、そんな課題に応える実務直結の社内実践プログラム。
名古屋大学が提供する教育プログラムを基盤に、貴社のリアルな課題をそのまま教材化。
社員がチームで分析に取り組み、考え、提案を導き出す演習形式で、現場で「使える力」と「応用できる思考」を育てます。

基盤となるプログラムは、累計300名以上が受講し、満足度は95%以上。
リスキリングや人材育成を重視する現在の社会的要請にも応えたプログラム設計で、実務の中で「使える人材」を、社内から育てていくことが可能です。

学びで終わらせない。実践につなげるプログラム設計

このプログラムは、名古屋大学が展開してきた実践演習プログラム(累計300名以上受講・満足度95%以上)を基盤に、企業ごとの課題や環境に応じて最適化された、カスタマイズ型の社内実践プログラムです。実務に直結し、社内で完結する“使える学び”を支える5つの特長をご紹介します。

1. 自社課題 × 自社データで演習

汎用的なサンプル課題ではなく、貴社が実際に抱えている業務課題や保有データをもとに演習を設計。業務への直結性が高く、学びの定着や再現性が大きく向上します。

2. 社内チームだけで安心して実施可能

チーム構成はすべて自社内のメンバーのみ。外部との混成はなく、データや課題内容を外に出さずに実践演習を実施できます。情報管理上の不安がなく、導入しやすい設計です。

3. 大学教員+QTAによる充実の支援体制

専門分野の近い名古屋大学の教員がアドバイザとしてチームを担当。QTA(認定 TA)と連携しながら、課題設定から分析・思考・提案までを一貫して支援します。

4. インプット+アウトプットの実践型演習

講義による知識習得だけで終わらず、社員がチームでディスカッション・分析・提案を行うアウトプット重視の設計。実務でも応用できる“考え抜く力”と“伝える力”を育てます。

5. 履修証明書の発行で教育成果を可視化

名古屋大学の履修証明制度に基づいており、修了者には履修証明書を発行。企業の教育実績として記録が残るため、プログラム成果の社内報告や従業員のモチベーションにもつながります。

プログラムの内容

学習フェーズ

講義フェーズでは、データサイエンスに必要な知識とスキルを、実務との接続を意識しながら体系的に学びます。名古屋大学の実績ある教育プログラムをベースに、現場で使える知識に特化した構成で提供されます。
詳細な講義の内容については以下を参照してください。
講義の詳細を見る

実践フェーズ

演習パートでは、実際の業務課題と業務データを使いながら、チームで分析・提案を行います。名古屋大学の教員とQTA(認定 TA)のサポートのもと、学びを現場に還元する実践プロセスに取り組んでいきます。

サポート体制

  • アドバイザ教員:分析方針や手法への助言、課題設定の方向性検討など
  • QTA(認定 TA):データ加工・可視化・ツール操作の技術的なサポート
  • 企業側担当者:業務背景の共有、演習進行の伴走役(※必要に応じて)

実施形態

  • 実施期間:3ヶ月(週1回 × 数時間ペース)
  • チーム構成:3〜6名/チーム、複数チーム対応も可能、希望に応じて名古屋大学大学院生の参画も可能
  • 実施形式:オンライン/対面/ハイブリッド、企業の事情に応じて調整可

実践の成果

  • 自社の課題をもとに、実務的な分析レポートや提案資料がアウトプットとして残る
  • チームワークや提案力、分析の応用力が育成される
  • 一部は、実際の業務改善や企画立案にそのまま活用されるケースも多数
  • 内容次第では、関係教員と協議のもと共同研究に発展できる可能性あり

プログラム全体のフレームワーク

  • 学習は基本的にオンデマンド講義になります。学習支援として QTA によるサポートが受けられます。

300名超が学んだ演習プログラムをベースに

このプログラムは、名古屋大学がこれまでに開発・実施してきたデータサイエンス実践教育プログラムを基盤として構成されています。
これまでに延べ300名以上の社会人・大学院生が参加し、実務に応用できるスキルと思考力を育む演習型プログラムとして、高い評価を得てきました。
  • 累計受講者数:300名以上(企業・自治体・大学院生)
  • 満足度:95%以上(受講後アンケートベース)
  • 実施分野:製造、一次産業、交通、自治体など多分野で活用
  • 教育成果:演習結果を実務施策に活用した企業も複数
プログラムについて詳細を知りたい方は以下より御覧ください。
詳しく知りたい
このカスタマイズ型プログラムでは、その実績ある教育設計を貴社の課題に合わせて最適化し、現場で“使える力”を、社内で育てていくことができます。
導入実績の公開はこれからですが、すでに複数の企業様から導入のご相談をいただいています。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

プログラム開始までの6ステップ

プログラムの導入にあたっては、以下の流れに沿って進行します。名古屋大学の担当教員・法務部門・QTAが連携しながら、企業側の負担を最小限にしつつスムーズな進行をサポートします。
  • ご相談:フォームまたはメールにて、まずはお気軽にご連絡ください。「課題にできそうなものがあるか分からない…」という段階でもOKです。
  • ヒアリング:担当教員が課題内容をお伺いし、演習課題としての適性を確認します。実現可能性や必要データの有無も含め、丁寧に確認・ご提案します。
  • 課題確定:想定成果や分析の方向性、必要なデータ項目などをすり合わせます。課題提供者側の業務負担は最小限に抑えられるよう配慮しています。
  • 契約締結:NDA(秘密保持契約)や知的財産に関する調整を行います。名古屋大学の法務部門がしっかりサポートいたします。
  • プロジェクト開始:貴社のメンバからなるチームが、実世界データを用いて課題解決プロジェクトに着手します。進行中も教員が伴走し、適宜ヒアリングや中間報告の場も設けます。
  • 成果物提示:データ分析結果、予測モデル、提案資料などを最終報告会でご提示します。議論・フィードバックを通じて、実務での活用可能性も模索します。

1期・2期から選べるスケジュール設計

プログラムは年に2回(1期・2期)の実施が可能です。以下は、標準的なスケジュールの一例です。実施内容や社内事情に応じて、調整することも可能です。
募集・説明会
4月/9月
プログラム概要のご案内、参加者募集
講義開始
6月/12月
オンライン学習+サポート開始
演習準備
7月〜9月/12月〜翌3月
チーム編成、課題合意、NDA調整など
課題説明会
9月/3月
各チームに向けて企業から課題提示
演習実施
10月〜翌1月/4月〜7月
キックオフ、中間・最終報告を含むプロジェクト型学習

費用と導入プランのご案内

プログラムの内容は、企業ごとに課題や対象者に応じてカスタマイズされるため、費用も柔軟に設計されます。以下に、代表的な導入パターンの参考費用と含まれる内容をご紹介します。

基本料金

受講料
50万円 / 人
講義 + 演習の受講料
カスタマイズ料
250万円 〜
自社課題に合わせたプログラムの設計費用

オプション料金

チーム追加
100万円〜 / チーム
複数チームへの対応可
実施期間延長
50万円 / 月
期間延長(最大 2ヶ月まで)
その他
応相談
特別な計算資源の利用など、その他費用

含まれるもの

  • プログラム設計・教材準備・事前打合せ
  • 名古屋大学教員による講義とアドバイザリング
  • QTA(認定 TA)によるチーム支援
  • 成果報告会(大学側からのフィードバック付き)
  • 履修証明書の発行(希望者対象)

導入プランの例

最小構成プラン
演習1チーム(3名)
約 400万円〜
標準構成プラン
演習2チーム(6名)
約 650万円〜
拡張構成プラン
演習2チーム(6名)+ 2ヶ月延長
約 750万円〜
※ 上記内容は一例です。課題の内容やご希望に応じて、サポート体制や講義構成は調整いたします。
詳細はご相談時にご説明します。

FAQ

Q.
どのような企業・業種に向いていますか?
A.
製造・物流・自治体・医療など、実データがある企業であれば広く対応可能です。課題整理のご支援も可能です。
Q.
社内にデータ分析のスキルがなくても大丈夫?
A.
初学者にも対応した講義+大学スタッフの伴走支援があるため、安心して取り組めます。
Q.
時期や期間は調整できますか?
A.
実施スケジュールは企業の状況に応じて柔軟に設計可能です。個別にご相談ください。
Q.
課題がまだあいまいでも大丈夫ですか?
A.
はい。ヒアリングを通じて整理・再構成をサポートしますので、漠然としたお悩みでも問題ありません。
Q.
データ量が少なくても演習は可能ですか?
A.
はい。小規模データでも、分析の着眼点や提案の構築を学ぶ演習設計が可能です。分析・提案の過程で更に必要なデータやその取得方法についても検討・提案・実施ができる可能性があります。
Q.
社外に出せないデータがあるのですが?
A.
ご安心ください。本プログラムでは、社内データは原則として社内でのみ利用し、外部に持ち出すことはありません。
Q.
相談に費用はかかりますか?
A.
いいえ、相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。

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本ページの内容をまとめたPDF資料をご用意しています。社内検討や関係部署との共有にもご活用ください。

プログラムの導入をご検討中の方へ

プログラム内容の詳細、実施可能な時期、費用や制度についてなど、ご不明点や個別のご事情に応じて、担当者より丁寧にご案内いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

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